■ ID | 956 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 生態工学技術を導入した沈水植物による浄化・資源化 |
■ 著者 | 田中仁志
埼玉県環境科学国際センター 柿本貴志 埼玉県環境科学国際センター 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター 袋昭太 (株)フジタ 久保田洋 (株)フジタ 中野和典 東北大学大学院 稲森隆平 福島大学 稲森悠平 福島大学 |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第10回日本水環境学会シンポジウム、平成19年9月18日 |
■ 抄録・要旨 | 湖沼において沈水植物が存在することによる利点と管理上の課題を明らかにした上で、水質改善が求められている富栄養化湖沼の環境改善を目的とした沈水植物の生態工学技術を導入した沈水植物による浄化・資源化について考察するとともに、現在、埼玉県をフィールドとして進める環境省プロジェクトについて報告した。
富栄養化の進んだ湖沼において、沈水植物の再生は、現存量を適正に管理していくことが可能であれば、良好な生態系および水質を中長期的に維持していくことで、環境改善のための有効な手段となりうる。また、管理上派生したバイオマスは、リサイクルすることによる地産地消型循環型社会の構築に貢献する可能性もある。そのためには、我が国における現状では、沈水植物の採集、運搬および資源化費用を含めた処理コストの問題を解決することが最重要課題である。 |
■ キーワード | 生態工学技術、沈水植物、浄化 |
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